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文/植木 務(大島村田麦地区在住)

[2001年2月12日]

<今でも降ってます>
 大寒波は過ぎたものの、この所も結構降っています。
毎朝5時半過ぎに起きて朝食前、私が玄関から下の道路まで道付けをする時の、日毎の新雪は15−30cm。夕方までには家内が再度ならず除雪しますので、一日の降雪量 はその倍近くになるでしょう。
TVの「山間部」の天気予報は、ほぼ当たっていると思ます。


<エントツ カヴァー>
 温水器のエントツが雪で埋まりますので往生しています。
関西の芦屋のマンションに居た頃は、都市ガス式のその排気は換気扇だった様な気がします。でもこちらでは寒さでカロリー量 が違うせいか、灯油燃焼式で、でかいボイラーに排気のエントツが付いています。
エントツは1Fの台所の天井を這って外に出ている訳ですが、これが雪に埋まるのです。即ち1Fのかなり上まで、冬は雪で埋まるのです。しょっちゅうこれではかないません。

 そこで、この3連休を利用して、エントツ・カヴァーを作りました。
降雪落雪がエントツを埋めてそれを折らない様、排気を妨害しない様に、また毎日勤務から帰ってからの「エントツ雪掘り」をしなくても良い様に、木で四角のエントツ・カヴァー用の「煙突枠」を作りました。これで数日は安心できそうです。
 休日を有効に使ったと「自負」しても良いでしょうか?


<地震がありました>
 2/10(土)5:46pm頃。休日なので在宅中。音がして家が震える様な地震がありました。窓外に目をやると、ブナの枝に積もった雪が一斉に振り落とされました。一瞬「粉雪の煙幕」がはられた様に白く視界が閉ざされました。

 ところで「富士山噴火」に注意信号が点ったそうです。(以下 AERA/01.2.19よりの自由引用)。

気象庁は「異常火山」に指定。火山噴火予知連絡会も先日、噴火への本格的な対応に乗り出すことを決めた。富士山の「低周波地震(マグマの活動の影響)」は、普段は月に10回前後なのが、昨年10月100回を突破。11月221回に達したそうです。
もし噴火をすれば、火山灰で新幹線、高速道路、空港などが機能を損ない物流がストップ。また灰の微粒子がコンピューターなどの精密機器に入り込み、工場の操業、都市機能への影響も計り知れない。即ち国家的被害が予測されている訳です。山梨県は噴火を想定した総合防災訓練を6月に実施するそうです。

 万が一の噴火は我々の世代が存命中には無いかも知れませんが、子や孫の時代には起きるだろうと考えている地震学者は数多いのだそうです。

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