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文/植木 務(大島村田麦地区在住)

[2004年6月1日]

<長らくご無沙汰>
 春も過ぎ夏来にけらしの昨今ですが皆様お変わり御座いませんでしょうか。 小生、割方多忙に過ごしています。気力体力も、まずまずです。 お気遣い下さり、有難う御座いました。

<憧憬と敬服>
 同世代や人生の先輩方の、何事であれ「対象」に熱心に向かわれている姿に 接すると感動を受けます。趣味、スポーツ、天職、ボランテア、闘病、リハビリ、 介護、看病、家事、挑戦、健康管理・・・ 対象の如何ではなく、気力闊達、熱意、 外向姿勢・・に対しての感動です。自身の中途半端な性格の裏返しなのでしょう。

<医食同源>
 家内が旅行で数日家を空けると、我が身の食事準備が大変。 現役時代は外食で何とでもなった事が今はそうはいかず、飯を食いに食堂迄 車で10分では行く気になりません。さりとて連日連食カップラーメンでは? 「日頃の健康」は家内の手料理の故と、こんなときに殊更思いが至ります。 互いに「歳」。万一に備え、「男子厨房に入るべし」と勧められているのです。

<自然案内人の資格取得>
 「ネイチャーゲーム」と、「CORN(自然体験活動)」です。 妙高山麓で3日間早朝から深夜までの講義演習最終試験を経て、かろうじてパス しました。受験者の中で私が最高齢でした。 田麦にも毎年入替わり来て呉れる「体験学習」の子供達に、自分が受けた自然 の恵みの返礼を託して臨むのも、人生の締めくくりの役割として悪くはないかな、 という気持ちからです。ただ、覇気と知識に劣る事、「それが問題」なのです。

<S & G>
 サイモン&ガーファンクル、1960年代トップクラスのポップミュージシャン。 「コミュニケーションの断絶した閉塞した都市生活を静的に知的にメランコリックに 歌い、社会的であると同時に心理の内面に到達する様なスピリツアルな高潔さ (ソニーミュージック誌自由引用)」のメロデーとハーモニーに心癒されます・・・ 「サウンド・オブ・サイレンス」、木漏れ陽の夕日の入る薄明の自室で静かに際限 もなく、時たま、聞き惚れて居ます。

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