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文/植木 務(上越市大島区田麦在住)

[2010年1月15日]

<北半球寒波/シベリア気団優勢>
 ロシア、ヨーロッパ、インド、中国、韓国、北米、とTVは異常寒波の映像を報じ ています。日本も=当地は異常降雪に悩まされており、大いに関心あるニュースです。確か今冬は「暖冬予報」だったのでは?

<こんな事初めて!/雪国・賽の河原物語り>
 地球異変の災害ニュースでよく聞くフレーズです。同じ言葉を云いたくなります。積雪深(1/10= 210cm)は知れていますが降り方が異常、休みなく何日も降り続きます。一時の晴間はあっても直ぐ又雪日の連続。家周りの除雪が間に合わず屋根の落雪で一階が暗く埋まります。光を求め窓の雪を掘っても翌朝には又埋まっています。「エントツ(田通010212)」も埋まりました。移住13年目、1月上旬で「こんな事初めて」です。

<温暖化=気団変質=豪雪>
 降雪三要素=シベリア気団・日本海蒸気・脊梁山脈(田通080401)。対馬暖流はここ30年で 1- 1.5度上昇の由、雪の原料は増大傾向。オホーツク海低気圧の誘惑を受けシベリア気団が忍び込みさえすれば、当地の大雪はこの先年々強まりそう/要対策です。

(写真は、1/10恒例賽の神=ドント焼き≒8m高/五穀豊穣・無病息災・家内安全祈願。煙が靡いた方角の田は豊作、燃え残りの枝で畦植えの豆の種の穴を掘れば虫付かず)

 

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