石平はるひこ
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2013,06,04, Tuesday
信越線・脇野田駅近くで枕木のボヤがありました
本日午後2時半過ぎに信越線の脇野田駅南側で枕木の出火があり急行しました。
有線放送、及びJCV(有線テレビ)の緊急放送で「大和2丁目1-1付近」というので、「またか!」(4月に2丁目と3丁目で火事がありましたから)と思い、急いで防災服に着替え、ヘルメットをかぶって上越大通りを自転車で急ぎました。
この住所は確か脇野田駅です。消防車が何台かサイレンを鳴らして追い越して行きました。
しかし、脇野田駅交差点を駅の方向に回らず、そのまままっすぐ通り過ぎて南の方(大和1丁目の方向)へ走っていきました。
脇野田駅付近は平穏でしたので、わけがわからないまま消防車の行った方向へ急ぎましたが、途中で消防車も現場が分からず、消防ポンプを下したり消火栓を開けたりしたものの、「ここじゃない!」、「もっと南だ、瀬渡橋の方へ行け!」などと言い合って、また機材をたたんでいます。
私はその声を聞き、おかしいなと思いながら、大和1丁目の最南端の瀬渡橋の方へ行きました。
さっきの消防車を含め、何台も私を追い越していきましたが、どういうわけか瀬渡橋を通り過ぎて、今度はさらに南の石沢の集落の方へ入って行きました。
大和2丁目の町内会長さんたちもやってきて、「どこですか」と聞いてきましたが、「私もわからないんです」などと言葉を交わしました。
仕方がないので、まず脇野田駅に電話をかけてみましたが通じません。
次に市役所の防災危機管理課に電話して聞きました。
(消防署に直接電話しなかったのは、出動の最中に妨げにならないように、との配慮からです。)
そこで、ようやく脇野田駅の南側の矢代川鉄橋の辺りの線路の枕木が出火しているようです、との返事が返ってきました。
「なんだ、それなら大和2丁目じゃないじゃないか」、と初めて気付き、そこでやっと事情が分かりました。
確かに線路は繋がっていて駅に関連する施設ですから、脇野田駅の近くと言えば近くと言えるかもしれません。しかし緊急放送は駅の住所(「大和2丁目1-1」)を言っただけでした。ですからその住所は全く現場と離れた全然違うものになってしまっていたのです。
実際、後で地図で確認したら、駅の住所と現場は700メートルも離れていましたし、当然現場の住所は、大和2丁目でもその南の大和1丁目でもありませんでした。矢代川の上ですから。
これでは現場を特定するには全く不十分、というよりも全く誤っていると言わざるをえません。
大事に至らなかったから良かったものの、消防車でさえわからずに右往左往する状態は極めて問題です。
上越地域消防本部も情報伝達・情報提供の在り方を見直してほしいものです。
ということで、すぐに瀬渡橋手前、矢代川左岸の堤防上を上流の信越線鉄橋に向けて急ぎました。
すでにJRの方や消防署員、警察官などが10人ほど現場に来て対応していました。
矢代川の鉄橋上の出火現場
中央部分に枕木からの煙が見えます。
まだ煙が出ていましたが、たいした火事にはなっていず、消火器を使わず、JRの方が汲んできたバケツの水をかけていました。
<6月6日追記>本日の新聞によれば、第一発見者は現場に差し掛かった電車の運転士で、消火器で消し止めたそうです。
JRの方の話によれば、自然発火らしいということで、2週間ぐらい前にも今より少し北側の、同じ鉄橋上で出火があったとのことです。
しかしこんな暑くもない天気でちょくちょく出火するようでは問題です。いや、暑くても問題です。人為的なことでなく自然出火ということが確定したなら、抜本的な対策をとってもらう必要があります。
鉄橋の北側は新幹線の高架橋と新駅が見えます。
大事に至らない様子でしたので、しばらくして現場を後にしました。
帰りに矢代川左岸の堤防上から望む。鉄橋上(右側)に消防署員らが見えます。左側奥に妙高山がそびえています。
矢代川左岸の堤防上から望む。新幹線の高架橋、そのすぐ下、中央奥に妙高山、その下に、手前の堤防上の花に隠れていますが部分的に鉄橋が見えます。鉄橋上の矢印のところに消防署員らがいます。(写真をクリックして、次の画面でもう一度クリックすると、最大画面になります。)
なお、この後、
新幹線駅舎と吹上・釜蓋遺跡のサポーター(市民応援団)によるバケツでの栽培稲
を見て写真に撮ってきましたので、ご覧ください。
本日午後3時半ごろの新幹線駅舎東側
本日午後3時半ごろの新幹線駅舎西側(手前は調整池)
先月26日に行われた吹上・釜蓋遺跡市民応援団による稲の苗植えのバケツ
妙高山と釜蓋遺跡をバックに稲のバケツが並んでいます(左奥に今年も発掘調査が始まっています)
新幹線新駅をバックに
その他もろもろ::2013年
| 05:26 PM |
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石平 春彦
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