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第89回観察会 田麦川(2005年5月15日)

2005年5月15日、第89回観察会を「田麦大橋下流」で行った。

日時:2005年5月15日 日曜日
    4:30〜7:10
天候:雨〜くもり
場所:田麦川
参加人数:大人16人、子供7人

○野鳥
ノジコ、ホオジロ、ウグイス、ヒヨドリ、カルガモ、アオサギ、オオヨシキリ、オシドリ、ヤマガラ、メジロ、コゲラ、キセキレイ、サンショウクイ、キビタキ、オオルリ、カイツブリ、エナガ、カワラヒワ、ニュウナイスズメ、ハジボソガラス、ハシブトガラス 21種。
○草花
オクチョウジザクラ、ツノハシバミ(カシマメ)。
第89回観察会 田麦大橋下流 2005年5月15日
安塚理科教育センターと合同の観察会。案内は村山暁先生(安塚小学校校長)。
4:30amの集合場所では前日の天気予報からは想像も出来ない強雨。観察会中止の気配。だが遠近より多数(23名)の参加者を配慮したのであろうか「決行」となった。
主催者苦渋の決断と推察。傘の雨音に負けぬ位の「ノジコ」の声を聞きながら移動を開始。7人の子供達も含めた参加者の熱意の故か、空が明るむに従い傘もいらなくなった。
「ノジコ」は黄色味を帯びた綺麗な小鳥。鳴声も特徴あり日本西部で少ない。この声を慕って遠方から来るフアンもいて、当地で誇りに出来る鳥・・田麦橋の欄干では下の河床から伸びた「クルミ(オニグルミ)」の雄花(尾の様に垂れ下がった小花の房)、雌花(上に向き先が赤い)・・などを先生のお話聞きながら「なるほど」と観察。
期待していた「ヤマセミ」「カワセミ」には会えなかったが、21種の小鳥たちの美声に心洗われた観察会だった。

(文:植木 務)

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