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冬囲い/第109回観察会 角間・嶺(2008年11月9日)

日時:2008年11月9日 日曜日
    冬囲い8:00〜10:00
    観察会10:30〜12:00
天候:くもり
場所:角間・嶺
参加人数:大人8人

 定刻8時に集まった会員は3人。山岸さんが指の怪我治療で作業出来ないとわざわざ集合場所に欠席報告に来て呉れました。
 取敢えず3人で急坂を上った現場で作業を開始。程なく1人また1人と早朝からの集落仕事などを片付けて駆けつけた人数は最後は8人、観察会例会を優に超えるメンバーでした。
 作業は若木低木痛んだ木を選んで保護、役割を終えた添木もリユースしました。2時間ほどで予定完了し、その後「にわか講習会」。ベテラン講師の数に不自由はなく、あっちこっちで若木を守る囲い方、荒縄結び、男結びのやり方、イノシシの食害跡の指摘や足型から年齢の推定など、こちらも結構盛り上がりました。
 その後場所を変え、板山・角間・峰と回り、曇天で寒さを感じながらの「観察会」。野鳥は少なく綺麗で賑やかなカケスが主役。五葉松の大木のある旧旦那さんの屋敷跡らしき所から見渡した景色は、今が紅黄葉の真っ盛り。
 定番コースの「キハダ広場」へ移動し、遠方に見えたスギ木立の脇の高い赤松は、名ずければ「片枝の松」か?市境の峰峠から彼方に刈羽黒姫山(890m)を一望し、期待したイヌワシには逢えなかったが、中身充実の例会でした。
 最後は輪番幹事から前回宿題の越後七不思議の「片葉の葦」、「野生鳥獣対策シンポ」に参加した報告と皆さんの感想で、まとめの会を終わりました。

植木 務

イノシシ足跡

 
○野鳥
カワガラス、ヒヨドリ、シジュウカラ、モズ、ハシボソガラス、カケス、アオゲラ、カワラヒワ、カシラダカ、ヤマガラ、カルガモ 11種。

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