イチモンジセセリ[セセリチョウ科] 後ばねに、横に一文字に並んだ4個の紋があります。6月、8月、9月下旬の3回羽化し、秋に最も多く見られます。

ダイミョウセセリ[セセリチョウ科] 幼虫は、ヤマイモの葉を食べます。なわばりを強く持つ蝶で、飛び立っても元に戻ってきます。

キアゲハ[アゲハチョウ科] 前ばねの表がわのつけ根の黒い部分のところに4本の筋があるとアゲハです。 幼虫の食草は、シシウド(サイキ)です。

カラスアゲハ[アゲハチョウ科] このアゲハの仲間は午前10時ころ水を吸いに集まります。幼虫は、サンショウやみかん科の葉を食べます。似た仲間にミヤマカラスアゲハがいます。食草は主にキハダです。

モンシロチョウ[シロチョウ科] モンシロチョウは、人間とともに生活している蝶の代表です。幼虫は、人間が栽培するアブラナ科の野菜を食べます。このために、人間がこの野菜を栽培しなくなると見られなくなります。

モンキチョウ[シロチョウ科] 黄色い蝶の代表です。メスは白く、モンシロチョウに似ています。幼虫の食草は、クローバーなどマメ科の植物です。

スジグロシロチョウ[シロチョウ科] モンシロチョウによく似た蝶で、普通は見分けがつきません。モンシロチョウより筋が黒くなっています。幼虫は、モンシロチョウに似ていますが、食草は野草のタネツケバナやイヌガラシなどです。 これに似たエゾスジグロシロチョウも生息している可能性があります。

スジボソヤマキチョウ[シロチョウ科] スジボソヤマキチョウは、成虫で冬を越します。枯れ葉の間に挟まり、雪の下で冬を越すこともあります。3月下旬の暖かい日に飛びだし、カタクリなどで蜜を吸います。大島村では多く見られます。

キチョウ[シロチョウ科]

ツマキチョウ[シロチョウ科]

ベニシジミ[シジミチョウ科] ヨツバヒヨドリの花にとまって蜜を吸うベニシジミ。幼虫の食草は、スイバ、ギシギシなどです。

ツバメシジミ[シジミチョウ科] 年に2回羽化する小さな蝶です。後ろ羽の先に小さな突起があるところから名前がつきました。幼虫の食草はマメ科の多くの植物です。
  
コミスジ[タテハチョウ科] 愛知県岡崎市立甲山中学校の杉坂美典さんから教えていただきました。

イチモンジチョウ[タテハチョウ科]

オオウラギンスジヒョウモン[タテハチョウ科] ヒョウモンチョウの仲間で最も多く見られます。6月ころ羽化し、夏の間休眠し、秋に再び現われます。多くの花に集まり蜜をすいます。

メスグロヒョウモン[タテハチョウ科] メスが全体に黒いのでメスグロヒョウモンといいます。

ミドリヒョウモン[タテハチョウ科] 大島村のヒョウモンチョウの中でも数の多い蝶です。羽の裏側が緑色で、白い筋が3本あります。

クジャクチョウ[タテハチョウ科] 成虫で冬を越し、春先早くには平地まで降りて花の蜜を吸い、夏は、菖蒲高原など標高の高いところに移ります。

アカタテハ[タテハチョウ科]

ヒメアカタテハ[タテハチョウ科] 夏に現われ、秋に最も多く見られます。幼虫の食草は、ヨモギやハハコグサなど。秋遅くまで見られますが、さなぎか幼虫で冬を越します。

キタテハ[タテハチョウ科] 成虫で冬を越します。秋の小春日和や、春先早く、フキノトウが咲くころ羽が痛んだものをみることがあります。幼虫の食草は、つる性のカナムグラです。

オオムラサキ[タテハチョウ科] 国蝶。幼虫の食草はエノキです。
 
サカハチチョウ[タテハチョウ科] 羽にある白いすじが八の字を逆さにしたように見えます。渓流の蝶です。

ヒオドシチョウ[タテハチョウ科] タテハチョウ科の中でも大型の蝶で果汁を吸いに来ます。幼虫の食草はエノキやニレ科の植物です。

ヒメジャノメ[ジャノメチョウ科] 人家に飛び込んでくる代表的な蝶です。窓でばたばたしている姿をよく見かけます。蛾に間違われることが多く、柿などの果 物が腐った汁を吸いに来ます。

クロヒカゲ[ジャノメチョウ科]