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文/植木 務(上越市大島区田麦在住)

[2010年2月15日]

<天に雪放うる/天に唾するが如し>
 朝玄関を出て足元の雪をシャベルで堀り上に放うり上げる。塊りが転げて足元に落ちる。道路へ下る段々は雪のV字谷の底。掘って投げても効なく膝迄の新雪を漕ぎカンジキで踏むに如くなし。かくして雪積って天に至る。

<2/6 上越市雪害災害対策本部設置/大島区=1/15設置済>
 東京=降雪1cm怪我注意、新潟市=積雪81cm26年振りの大雪、空港閉鎖、高速不通、鉄道運休、交通障害・・のニュース。田麦は日に70-100cmの降雪が続き 3.5m近い積雪の中、人知れず皆黙って暮らしています。
わめいているのは私だけ?

<どっこい生きてる/いくつ(何歳)迄やるの? ん ・・?>
 白魔休憩、たまさかの快晴。積雪も二階窓迄はまだ余裕あり、毎々ユンボも頼めまい。また一戦挑むぞ、我家のサンチョ・パンサよ続け! (写真は 2/7、二階の窓より。右下溝が村道=車通行可能。純白と曲線が美しい)

<恵みの雨 2/8-10 /ヨブ記 36章 27-28>
 聖書には「雨」の記述が100ケ所以上あるそうです。地の産物と人への恵みが主旨ですが、当地この時期は「雪解け」への「恵みの雨」です。一日で何寸も雪嵩が下溜まった(減った)でしょう(彼=神 は水のしたたりを引きあげ・・雨とされる、空はこれを降らせて、人の上に豊かに注ぐ)。

 

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