石平はるひこ
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2012,11,15, Thursday
並行在来線セミナーが開かれました。
午後7時から妙高市役所のコラボホールで「並行在来線の利活用と地域活性化セミナー」が開かれ、参加しました。
後4時から5時半まで新幹線まち協の研修会に出席し、一息ついて妙高市へ向かいました。新幹線まちづくり関連のハシゴですね。しかし、この忙しさはいいことです。
こちらの方は、新幹線並行在来線開業準備協議会の主催で、きょうを皮切りに11月21日に糸魚川市(ビーチホールまがたま)、11月30日に上越市(直江津学びの交流館)の3会場で行われる連続セミナーの一環です。
きょうの講師は、えちぜん鉄道(株)広報営業開発グループのグループリーダーの岡田英俊氏で、「えちぜん鉄道における取組や住民主体の利用促進策」と題して行いました。
この会社は、平成14年9月に行政・民間・住民の株主構成で第3セクターとして設立されました。
その前の平成12年から13年にかけての半年間に旧会社が2度の衝突事故を起こし、2度目の事故の翌日から越前線全線において電車の運行が停止しました。
この予期せぬ事態になり、2年以上にわたり電車代行バス運転になりましたが、定時性が確保できなかったり、台数が足りず乗れなかったりという問題が出、マイカー・家族による送迎の増加や一般道の交通渋滞を招きました。電車と関係ないと思っていた人も電車の重要性を認識しました。
住民は、大切なものを失ってから初めて電車の必要性が分かりました。
そのような中で、存続への運動が住民ぐるみで行われました。市民運動が行政を動かした結果、会社設立になりました。そのため、えちぜん鉄道は市民主体の鉄道といえます。
企業理念と顧客戦略は割愛し、次に地域との協働について述べます。
地域とともに鉄道の再生をかける、ということで、次世代に鉄道を残すために、地域住民と行政・えちぜん鉄道が協働して、「乗って残す」運動の輪を広げ、利用者増に結びつけることを目指しています。
その具体的な事例として、1つに、地域のイベントとのタイアップをしたり、ボランティア活動との連携をしたり、地域の団体と連携して電車でのふれあい茶会や駅舎改修を行ったり、住民と連携して電車で絵手紙展を行ったりカレンダーを作成したりしています。
また、えちてつサポーターズクラブを17年に設立し、現在は4,000人を越えています。
また、ソフトのバリアフリー化をめざして車内で乗降補助や乗車券販売、観光・乗り継ぎ案内を行うアテンダントを導入しています。
そして、大事なことは、「気付き」であり、サービスに終わりはない、感動を与えるサービスを心掛けていると述べていました。
ちょっと暗いですが、スクリーンに映し出された資料をもとに講演する岡田氏
スクリーンの資料
同上
セミナー全景
閉会のあいさつを行うえちごトキめき鉄道(株)の嶋津社長
実は、私は、市議会の新幹線・並行在来線対策特別委員会で1年前に、えちぜん鉄道に視察に行っているのです。
その時に、アテンダントリーダーの方から説明を受けましたが、 とても熱心で意欲的な人だなと感じました。この人は、『ローカル線ガールズ 「えちてつ」の軌跡』という本も出版しているのでした。嶋田郁美さんと言いました。
うっかりしていたのですが、この名前は旧姓でした。
本日の講師の岡田氏は、昭和53年生まれで30半ばですが、話もしっかりしていて、やり手だな、と感じました。
ほかの2会場では、社長や専務が講師なのですが、こんな若いチームリーダーが対応する(講師で来る)というところに、会社も本人も、何か相当の自信があるのかな、と思いましたが、講演を聞き終えて納得しました。
セミナーが終わってから、昨年の視察のお礼がてら岡田氏に声をかけました。
そこで分かったことは、アテンダントの嶋田さんとは、新姓が岡田といい、「私の妻です」とのことでした。
なるほどな、と思いました。きっと理念やミッションに意気投合して、職場結婚をしたのだろうと。
そして、そのような新進気鋭の職員を講師に送り出す社長もたいしたもんだとも思いました。
えちぜん鉄道の心意気伝わってくるようでした。
さて、えちごトキめき鉄道は、どんな職員によって支えられるのでしょうか。
どんな理念やミッションを獲得できるのでしょうか。
そして、私たちは、どうそれを支えることができるのでしょうか。
いずれにしても、会社、行政、住民が、お互いに当事者としての関係性を切り結ぶことができるかどうかにかかっているよな無気がします。
その中でも、今は、特に会社の腰を入れた主体性を発揮することが求められているように感じます。
新幹線まちづくり::2012年
| 11:50 PM |
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石平 春彦
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