石平はるひこ
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2015,06,20, Saturday
新幹線関係で一般質問を行いました――宇宙人か悪代官か
16日に、一般質問を行いました。
テーマは、「北陸新幹線建設促進運動の総括について」と「上越妙高駅の利便性・安全性の向上と活用の方策について」です。
詳細な質問項目については、6月4日のブログをご覧ください。
建設促進運動の総括を巡って
今回、私は最初の質問で、持ち時間の30分のうち27分も使ってしまいました。
私の場合、概して、ただ質問するというのではなく、問題提起(あるいは追及)と提言型ですので、いきおい課題の説明や持論展開が中心となり、時間を取ってしまいます。
しかも、基本的に答弁の原稿を書く担当課長を中心とした若い職員は、経験的にも知識的にも本当のところが分かっていませんので、教えてやるか、あるいは、ここ数年の上越市役所は、けじめをつけることを知らなくなってしまいましたから、時には説教(教育的指導)にならざるを得ません。
市長だって、私よりは年を取っていますが、政治経験や新幹線の運動経験はダンチ(段違い)です。
ということで、質問する形を取ってへりくだりながら、実際は、「こうだったんだよ」、あるいは「こうしなきゃだめだよ」と教えてやっているのですが、相手は何を勘違いしているのか、「答えてやる」風な態度で、上から目線でやってきているのが実態です。
今回も概してそうでしたね。
昨年度から2カ年で新幹線の記念誌を作成するための予算を盛っているのですが、何も分かっていませんから、前回(14年前)の着工記念誌のように東京の交通新聞社に委託して、市長や行政や国の動きなどを中心にして、あとはせいぜい最近の(開業前数年の)「越五の国」の上越広域連携会議のことなどをちりばめるつもりだったのでしょう、はなから長い間の議会や地元の取組などは眼中になかったと思われます。
この点について、私は3月議会の総務常任委員会で、今まで行政側から全くというほど取り上げられなかった議会や駅周辺地区住民の取組を、今回は優先的に取り上げるべきだ、と提起し、関係者にヒアリングして歴史的事実を適正に反映させることを求めました。
委員会の中では、理事者側は、その点について、改めて認識したような素ぶりで、(遅ればせながら)対応するような答弁をしていました。
しかし、その後も実際は、全く聞く耳を持たず、何もせずに、いたずらに時間を浪費してきました。
先日ある会合で、全然ヒアリングもしていないが、どういうつもりかと尋ねると、担当課の職員は、それには直接答えず、「150ページのうち、2ページもあれば記述できる」と言い放ちました。
担当職員のあまりの無知と程度の低さに、あ然としました。
ということで、これは、こういう連中の耳元で、あるいは目の先で、これでもかというほど歴史的事実を知らしめ、その現実から逃がれられないようにすること以外にない、と今回の一般質問に臨んだのでした。
ですから、建設促進運動の関係については、10枚ほどA2判のパネルを用意し、当時の議会の中央要望活動の写真や地元の建設促進運動やまちづくり活動を報道した新聞記事を拡大したものを、質問の中で掲げて臨場感を高めました。経験のない人たちにもある程度の経験知を与えることにもなったと思います。
知らないなら知らないなりに、思いつかなかったなら思いつかなかったなりに、謙虚な姿勢で誠意をもって対応すれば立派なものですが、知ったかぶりをして、かつ言われても誠意ある対応もしない(そういうことに価値を見出さない)人たちを相手にすることは、本当に大変です。
役目柄とはいえ、こういうことに手間暇かけて、しかも、打っても響かないのですから、消耗で壮大な無駄のような気もしましたが、それでも、こういうやりとりを歴史に残す(歴史の評価にゆだねる)意義はあると思い、次代の市民を信じて、問題提起しました。
賢明な皆さんのご理解を願っています。
新聞社への著作物利用許可申請で時代の扉を開く
ところで、写真や新聞記事を公表することは、議会の本会議の場においても、著作権や肖像権の問題がありますので、事前に許可を得るなど法的にクリアしなければなりません。
こういうことは、上越市議会でも初めてであり、また、後から分かったことですが新聞社の中でも、このような利用目的での申請は経験のないことだったようでしたが、私はあえて挑戦し、大げさにいえば未来への扉を開きました。
写真については、当時の中央要望活動を行った際の特別委員会の随行員が撮影したものであり、被写体は全て政治家(市会議員と国会議員等)ですので、特に問題はありませんが、新聞記事については、その記事を発信した新聞社の許可を取らなければなりません。
パネルに利用したい記事の全ての新聞社にあたり、そのうち県内3社からは利用目的をご理解のうえ許可をいただきましたが、残念ながら県外1社からは許可をいただけませんでした。
いずれも「歴史的事実をビジュアル的に回顧するために、議会の一般質問で、当時の記事を拡大して掲示する」という目的の使用許可申請は、初めてのことであるとの話でしたが、一方は、「初めてのことだが、利用の目的(方法)は時代の流れでもあるので許可する」という時代の変化に沿った進歩的なものであり、他方は「今までも許可していないので今回も許可しない」という思考停止の保守的なものでした。
しかも、その不許可の理由が、「政治活動」というものでしたので、あ然としました。政党活動で利用したり、新聞記事の論調を政局の論争の材料に使うということならいざ知らず、私が行なおうとしている目的のどこが、「政治活動」なのでしょうか。
そんな論理が通用するなら、およそ自治体行政が行っている事業やそのための議会審議はすべて「政治活動」になってしまいます。
そして、それよりも何よりも、この新聞社は戦前戦後を通じて、国民の側から主張する原則的な姿勢で権力におもねらない進歩的な新聞社だったはずです。戦中の一時期を除いて。 いずれにしても、このような、自らの存在を辱めるような対応は早急に克服して、本来の進歩的な新聞社精神にもどってほしいと願っています。
話を戻します。
ということで、著作権の許可を得て、パネルを掲げましたので、以下にその風景も含めて写真を掲載します(拡大してご覧ください)。
ただし、「新聞記事のパネルを掲げた写真」は、ブログでは目的外使用になりますので、割愛します(というか、偶然にも、そのパネルを掲げた写真は撮影されませんでした)。
私の一般質問の風景(壇上が私)
中央要望活動の写真パネルを掲げる私。よく見えませんが、上が自民党本部の総裁室で河野総裁に、下が同じく自民党本部の廊下で森幹事長に要請しているところです。いずれも私が加わっていますし、下は、上越3市議会の特別委員会の合同要望活動で、私が森幹事長と対面し要望しているところです。
同上。パネルは、上が自民党本部の幹事長室で小沢幹事長に、下は同じく綿貫幹事長に要請しているところです。いずれも私が加わっています。このように、議会として毎年、政権与党の責任者や多くの関係国会議員、関係省庁の幹部職員等にあしげく直談判に行っていたのです。そんなこと、市の職員は知りもせず、知ったことはない、のです。
質問席からの再質問。手前の後ろ向きは、右から村山市長、野口副市長、関原副市長、土橋理事
同上拡大
以下は、駅周辺地元住民の取組について、著作権に触れない写真で紹介します。
地元対策協議会による1988年8月31日の北陸新幹線上越駅実現総決起大会。大和小学校に800人が集まった。沿線市町村長や議長も参加した。
先の見えない厳しい時期に、地元住民の運動が上越地域の新幹線建設促進運動をけん引した。
フル協主催のフル規格早期着工・緊急1万人総決起大会。1万3000人近くが集合し、地元地区からも1000人が参加するなど運動の先頭で頑張った。
長野・上越間の起工を祝う住民の集いに地元住民600人が参加して祝った。脇野田駅前、1998年3月28日。
同上
地元6町内会で「新幹線新駅周辺地区まちづくり懇談会」を立ち上げ、新幹線のまちづくりに向けて研修会や勉強会、意見交換会を重ね、地元の要望をとりまとめて、歴代の市長に要望。写真は、1999年11月25日に今泉公民館で開かれた第3回の懇談会で、挨拶する石平会長(私)
2002年7月24日に開かれた第5回のまちづくり懇談会で挨拶する木浦市長
同上。行政の説明に耳を傾け、意見・質問を述べる地区住民。この新駅周辺地区まちづくり懇談会の活動が、地域の合意形成と家屋移転150軒以上、関係地権者300人以上の円滑な協力体制を導いたのである。
地元対策協の促進運動と軌を一にした新幹線時代に対応する駅周辺地区の近代化(住居表示及び町内会再編)の取組、及び「新幹線新駅周辺まちづくり懇談会」の取組が、その後の駅周辺整備事業の円滑な進展を保障したことを、行政は絶対に忘れてはならない。肝に銘じよ、特に市長と担当職員は。
上越妙高駅の利便性・安全性の向上、及び活用方策
2つ目のテーマである「上越妙高駅の利便性・安全性の向上と活用の方策」については、利用者・市民の苦情や要望、私自身の調査等で気付いた点など、15項目にわたって取り上げました。
この点の多く(12項目)は、すでに開業直後の3月議会の委員会やその後も随時、問題提起しておいたものですが、発言通告時までに改善してないものが多かったため、改めて一般質問で取り上げたものです。
しかし、今回も、多くの点で、「考えておらない」という答弁の繰り返しで、「あんた、宇宙人か !?」 という思いのした答弁内容でした。
市民感覚とか常識的な判断、利用者の思いに寄り添うというような気持ちなど、みじんも感じられません。
ベンチの増設のこともそう、待合所の増設のこともそう、トイレを2階に、ということもそう、「おもてなしの心」などと言わなくても、最大限利便性を高めること、「こんな不便なところへなんかもう来るか!」などと利用者や市民に思われないように気を配ることなど、常識的なことでしょう。
市民(たみ)がみんな願っていることに、まるで、聞く耳を持たない「お代官様」(悪代官)のよう。
呆れてものが言えません。
たまたま私の一般質問の前後で、新潟日報の上越版が北陸新幹線の上越妙高駅に関する連載記事を載せていて、トイレが2階になくて不便とか、待合スペースやベンチの数が少ないことなど、私が指摘したことが乗客からの聞き取りとして紹介されていました。
その延長で、私の一般質問のことも、新潟日報としてはめずらしく名前入りで出ていました。
「駅のベンチ増設せず 上越市長答弁」などという見出しの記事は、まさに、新潟日報としての市長批判ともとれるものでした。
ベンチの例なんか、そんなにお金がかかるものでもなし、自由通路(脇野田通り)にスペースが無いわけでもなし、実際に不便に思っている人がいるんだから、誰だって「それぐらい、すぐにでもやれるだろう」と思うことです。
何でそんなにこだわっているのか。市民や議員が指摘したことを、いちいち聞いていたら、行政のコケンにかかわるとでも思っているのか。
いいかげんにしろ、と言いたくなりましたが、時間切れでした。
次回も続けて行うことを宣言して、質問を終わりました。
市長も職員も、それまでに深く反省して、真摯な姿勢で十分検討(対応)すべきです。
議会(一般質問等)::2015年
| 03:24 PM |
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石平 春彦
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